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大雪山系遭難を思う

とても残念な事故です。
暗く厳しい寒さの中で徐々に体がいうことを効かなっていったことを想像すると、ただただ辛く、締め付けられる思いです。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

私もかつて10月の大雪山旭岳に軽装で上り、途中からの雪と風で手指に軽い凍傷を負い、山頂まであと50m足らずで引き返したという怖い思いをしています。また、先日6月20日の谷川岳でも肩の小屋で小休止中にガスが濃くなり、急激な寒くなり慌てて下山したということもありました。
山は今まで大丈夫だったから、今回もなんとかなるという甘い見込みで向うものであってはならないのでしょう。
周到な準備に加えて、天候予測も含め計画の中止、見直しという柔軟性も必要ですし、
山に入っても、天候の崩れがあれば、停滞か引き返すかエスケープするかを常に念頭に入れて行動しなければならいでしょう。
しかし、現場の判断は難しいのでしょうね。ましてや大勢のパーティともなれば。。
出発すべきでなかったと後から言うのは簡単ですが。

今私からは「今回の事故を登山を愛するみんながしっかり心に留め、このような事故が起こらないように熟慮して計画、行動しようではありませんか」としか言えません。

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峰

ガイド含めて18人の大所帯で、縦走三日目で疲れている人もいれば、そうでない人もいる。ツアーの場合いちばん遅い人に合わせる事になるので、参加者の中には、わが身を守らんと先行してしまった人もいるでしょう。

装備が軽装でというお約束の批判をする人もいるけれど、どんなレインコートを着ていても10時間以上雨風に叩かれれば体の芯まで濡れてしまうよね。

かげマルッツアーでは、安全第一で行ってきてくだされ。
by 峰 (2009-07-19 19:41) 

かげマルッ

>峰さん こんばんは
詳細な経過を記された峰さんのブログまだしっかり目を通せていません。明日にでもしっかり読ませていただきます。
確かに周到な準備があったとしても自然が厳しく牙をむけば人は無力ですものね。

私も含めトレイルランナーは人より体力があり、やばくなっても走れば何とかなるという慢心もあるように思います。
仲間との山行ではこれから一層気を付けることにします。
by かげマルッ (2009-07-19 22:42) 

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