健診結果が出た！ [からだからだ]
今日，毎年受けている健康診断の結果が通知された。
オイラの検査値をちょっと書いちゃおう。
健診日は9月2日だから，最も長時間のエクササイズをこなした9月の結果ではないけど，夏場は結構バイクを乗り込んでいたし，4月から月毎の運動時間は60時間を超えていた。
昨年より運動時間は10時間以上伸びている。そして，生活習慣として今年は晩酌をほとんど止めたこと。
これらの影響がどう出るか見てみよう。
検査値結果の抜粋がこれ↓
●BMI（体重kg÷身長m÷身長m）
年々徐々に痩せてきてるな～ 食べてる量は増えてるはずだけど。
まあ，今年の運動量は多いからね。
●血清脂質（中性脂肪，HDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ，LDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ）
痩せてるし，これだけ運動していれば中性脂肪とLDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙが低いのは当然かな。
でもオイラの検査値の特徴はHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙが異常に高いことだ。
この値より高い人をまだ見たことがない。あんまり自慢にならないか？
HDLは末梢組織や細胞から余剰なコレステロールを回収し，HDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙとして肝臓
に運搬する役割がある。肝臓ではコレステロールをエナジーや組織構成に必要な形に
作り変えている。
なので，長時間運動をこなしている人はHDL量が多く，HDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値が高いとされて
いる。残念ながらオイラがランニングを始める前のプチメタボオヤジだった頃の値がない
ので，この値がもともとなのかそれとも運動のせいなのか先天的なのは判らないけどね。
しかも高過ぎるHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値は体内の酵素欠損の可能性もあるらしい。
ちなみに赤ワイン成分のポリフェノール類がHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値を上昇させるという報告も
あったので，毎月3Lは飲んでた昨年よりも下がるかと期待？してた。
でも，オイラのHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値に赤ワインの影響は多分なかったようだ。
●血算（赤血球数，ﾍﾓｸﾞﾛﾋﾞﾝ量，ﾍﾏﾄｸﾘｯﾄ値）
特に貧血傾向はないね。
●血液生化学検査（GOT，GPT，ALP，γ-GTP）
肝機能は3年前はかなり飲んでたしその影響でγ-GTPが高いけど，ここ2年は問題なし，
ほとんど飲まなくなった今年と昨年で差はない。
ｱﾙｶﾘﾌｫｽﾌｧﾀｰｾﾞ(ALP)のやや高値についてだけど。肝機能が正常でALPだけ高いと
胆汁うっ滞なども考えられるらしいが，黄疸は出ていないど，これはやはり長運動の
影響だと思う。
骨へのダメージがたぶんあって，骨吸収と骨形成が人より多く起こっているからと推察
しているんだけどね。
●そのほか
異常値として毎年だけど心電図異常が出る。出始めたのはランニングを始めて2年後から
Ⅱ度房室ブロック（Wenckebach型）というもので，安静にしていると徐々に脈の間隔があき
しまいには脈が飛ぶというもの。
徐脈系の不整脈で持久系のスポーツ選手にはときどき観察されるようだ。
一度，一日中ホルター心電図という器具をつけ，モニターしたことがある。寝ていると最大
で4秒ぐらい心臓が停止していた。そういえばカミさん曰く寝ているのを見ると呼吸も長め
に止まっていることがあるらしい。いわゆる仮死状態だ。
休む時には心臓もできるだけ休んでいるらしい。やっぱカラダは横着だ！
でも，心配は無用。負荷をかけると脈が飛ばなくなり，正常の脈に戻るからね。
再検査を毎回奨められるが，問題ないとわかっているので，今年もやらないだろうな。
まあ，さして大きな変化はないようだ。
考えてみれば，世間から見れば異常な運動量をこなしているわけで，そんな40代のオッサンの全ての検査値のが普通の人の正常範囲にあるわけではないというのも当たり前だね。
【Today's Exercise】
ジテ通：29.9km，1:15'19"
今日は都心の突然の雷雨で早く帰れたのにできずオフィスでしかたなく残業。で，夜練の時間がなくなってしまった。帰宅後に2日間のチャリ練の疲労回復にローラーをやろうかと思ったけど結局止めた。
明日は夜練やろうっと。
オイラの検査値をちょっと書いちゃおう。
健診日は9月2日だから，最も長時間のエクササイズをこなした9月の結果ではないけど，夏場は結構バイクを乗り込んでいたし，4月から月毎の運動時間は60時間を超えていた。
昨年より運動時間は10時間以上伸びている。そして，生活習慣として今年は晩酌をほとんど止めたこと。
これらの影響がどう出るか見てみよう。
検査値結果の抜粋がこれ↓
●BMI（体重kg÷身長m÷身長m）
年々徐々に痩せてきてるな～ 食べてる量は増えてるはずだけど。
まあ，今年の運動量は多いからね。
●血清脂質（中性脂肪，HDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ，LDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ）
痩せてるし，これだけ運動していれば中性脂肪とLDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙが低いのは当然かな。
でもオイラの検査値の特徴はHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙが異常に高いことだ。
この値より高い人をまだ見たことがない。あんまり自慢にならないか？
HDLは末梢組織や細胞から余剰なコレステロールを回収し，HDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙとして肝臓
に運搬する役割がある。肝臓ではコレステロールをエナジーや組織構成に必要な形に
作り変えている。
なので，長時間運動をこなしている人はHDL量が多く，HDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値が高いとされて
いる。残念ながらオイラがランニングを始める前のプチメタボオヤジだった頃の値がない
ので，この値がもともとなのかそれとも運動のせいなのか先天的なのは判らないけどね。
しかも高過ぎるHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値は体内の酵素欠損の可能性もあるらしい。
ちなみに赤ワイン成分のポリフェノール類がHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値を上昇させるという報告も
あったので，毎月3Lは飲んでた昨年よりも下がるかと期待？してた。
でも，オイラのHDLｺﾚｽﾃﾛｰﾙ値に赤ワインの影響は多分なかったようだ。
●血算（赤血球数，ﾍﾓｸﾞﾛﾋﾞﾝ量，ﾍﾏﾄｸﾘｯﾄ値）
特に貧血傾向はないね。
●血液生化学検査（GOT，GPT，ALP，γ-GTP）
肝機能は3年前はかなり飲んでたしその影響でγ-GTPが高いけど，ここ2年は問題なし，
ほとんど飲まなくなった今年と昨年で差はない。
ｱﾙｶﾘﾌｫｽﾌｧﾀｰｾﾞ(ALP)のやや高値についてだけど。肝機能が正常でALPだけ高いと
胆汁うっ滞なども考えられるらしいが，黄疸は出ていないど，これはやはり長運動の
影響だと思う。
骨へのダメージがたぶんあって，骨吸収と骨形成が人より多く起こっているからと推察
しているんだけどね。
●そのほか
異常値として毎年だけど心電図異常が出る。出始めたのはランニングを始めて2年後から
Ⅱ度房室ブロック（Wenckebach型）というもので，安静にしていると徐々に脈の間隔があき
しまいには脈が飛ぶというもの。
徐脈系の不整脈で持久系のスポーツ選手にはときどき観察されるようだ。
一度，一日中ホルター心電図という器具をつけ，モニターしたことがある。寝ていると最大
で4秒ぐらい心臓が停止していた。そういえばカミさん曰く寝ているのを見ると呼吸も長め
に止まっていることがあるらしい。いわゆる仮死状態だ。
休む時には心臓もできるだけ休んでいるらしい。やっぱカラダは横着だ！
でも，心配は無用。負荷をかけると脈が飛ばなくなり，正常の脈に戻るからね。
再検査を毎回奨められるが，問題ないとわかっているので，今年もやらないだろうな。
まあ，さして大きな変化はないようだ。
考えてみれば，世間から見れば異常な運動量をこなしているわけで，そんな40代のオッサンの全ての検査値のが普通の人の正常範囲にあるわけではないというのも当たり前だね。
【Today's Exercise】
ジテ通：29.9km，1:15'19"
今日は都心の突然の雷雨で早く帰れたのにできずオフィスでしかたなく残業。で，夜練の時間がなくなってしまった。帰宅後に2日間のチャリ練の疲労回復にローラーをやろうかと思ったけど結局止めた。
明日は夜練やろうっと。
僕も徐脈系の不整脈は出ますね。特に問題のないレベルで、再検査もしたことないのですけどね。γ-GTPは僕も低いのですよ。お酒たくさん飲んでいるのにねって思うのですが、まあ油断は禁物ですな。週に1回の休肝日は励行しています。
by マカニ・トモ (2008-10-28 12:11)
トモさん こんにちは～
徐脈系の不整脈は耐久アスリートの証拠ですよ，たぶん。
経過観察は必要ですけど，激しい運動で胸痛と冷汗とか目まいとかの異常な自覚症状が出なければ心配ないと思っています。
γ-GTPやGPTも運動で上昇するようなので，今年下がっていないのはそのせいとも推察してます。2日前ハードなサイクルレースをしてますし。
まあ，飲酒してても2桁であればさほど心配はないと思います。でも肝臓は代償機能が強い組織なので，かなりのダメージに耐えますが，おかしくなり始めると急激に悪くなるとされていますので，値が前年の2倍ぐらいに上昇していたら要注意かもしれません。
私は結局休肝日が作れず，夜おそくまでダラダラ飲むタイプだったので，きっぱり止めてしまいました。でも楽しい酒宴では2，3杯は今でもいただいてますよ。
by かげマルッ (2008-10-28 15:33)