ズームフライ３を試す

MGCやら駅伝やら選手の足元にやたらと目立つ
NIKEのピンクシューズの宣伝効果にやられたか・・

実売価格がこなれてきて，ネットでのポイント還元も大きめだったので
ズームフライ３をでポチっと

これまで練習用アディゼロ ボストンブースト２，アディゼロ・ジャパン3と
ズームエリート９と10を使っていて特に問題はなく
まだストックもあったけど，どうしても試してみたくなり，
11/1に届いて，11/2に16km，11/5に21.1km走ってみた。


手に持ってもこれは重いと思ったが，重さを実測してみると
27.0cmで片足264gって，くそ重いじゃん！

薄手のソックスを着けて履いてみると
幅，爪先とも余裕があり，26.5cmの方が良かったかもと思えた。
靴紐を締めて立ち上がると全体的にソフトだけど，特に踵付近が妙に柔らかくて
踵に体重をかけると後ろにノケゾリそうになる（大げさか）。

で，キロ5分40秒ほどで走り出しみた。
やっぱシューズおも！
これまでボストン２の27.5cmで230gほどだし明らかに重い。
ミッドフット着地（ヒールもやや触れているはず）で，
靴底の暑さの割にソフトな感じでもなく，しっかりした接地感だ。
でも重さゆえに軽快にピッチを刻むような走りにならない。
これはレース用には使えないなぁ，ジョグ用のシューズなのか・・

腕振りを大きめにして腰をひねり気味にしつつ重心を高めにして
キロ4分半にペースを上げると反発感が強めに出てくる。
それとカーボンプレートのおかげか踏み込みで足がブレることはない。

11/5のハーフマラ練ではキロ4分20秒で計3kmまでペースを上げてみたが，
（現時点ではこれ以上のペースはキツ過ぎで無理）
気持ちよくストライドが伸び（1.23m），ピッチも上げられた（187spm）。
ビルドアップ気味に走り終えて，3.5kmをキロ5分プラスで流していたら，
疲れからか，接地が固く重さが増しているように感じた。

現時点の結論として，ペース走やビルドアップ練習用としては良いシューズ
重さも足や体幹の鍛錬になると思う。
それに厚底にもかかわらずしっかり地面が押せるのも良い点だ。

そして，レース用としてヴェイパーフライ４％かネクスト％を履いてみたくなった。
ナイキ商品戦略に嵌ったのかぁ・・

まあ，ズームフライ３に慣れてキロ4分半で30km走をこなせるようになってから，
現レースシューズのアディゼロ練ブースト２でどんな走りができるかをまず試してみようと思う。