電車で行こう甲斐駒ケ岳！

10/7朝5時に自宅を出発。マイカーではなく今回初めて電車を使って取り付きに最寄りと思われた日野春駅へ向かった。

8時半過ぎに日野春駅に着いて、14Lのザックを背負って駒ケ岳登山口をゆるジョグで目指す。

尾白川キャンプ場の駐車場まで約12kmを1時間20分。途中ローソンに寄ったにしてはまずまずのペース。

10時過ぎに登山口を出発し、黒戸尾根経由で山頂へ。曇っているが、風もなく2000m以上になっても全然寒くない。4時間ちょいで山頂へ着いたが、全く眺望なし。

駒津峰～北沢峠～早川尾根～地蔵ケ岳～青木鉱泉を予定していたが、駒津峰に向かおうと下りに入ったら冷たい霧が急に上がってきて視界不良になる。サングラスを外して見ると先の尾根が全く見えない。ルートも不明瞭と方角を確認したら鋸山方面へ向かっていた。少し上り返して駒津峰方面の標識を確認し、さて下ろうと思ったけどやはり冷たい風とその先の視界不良で躊躇する。急いでペラペラ・ウィンブレとメリノウール薄手袋を着ける。しかしもはや15時半。冷静に考えて当初のルートだと日没までに下山は無理。
なので、上ってきた黒戸尾根でそのまま下ることに変更した。
冷たい霧ではないが、今度は小雨が降りだした。レインジャケットを羽織るべきだけど、面倒だしそれほどの雨でもないのでそのまま下山続行。七丈小屋もスルーして2200mまで下ると雨が止んだ。
2000mからは比較的走り易いトレイルが続くので楽しいけど、1200m以下で17時を過ぎると森はかなり暗い。ヘッデン装着が面倒なので、夜目マックスでそのまま下る。どうにか闇になる前に竹宇駒ケ岳神社を参りキャンプ場に着いた。

カミさんに無事の電話を入れて、おにぎりを頬張りヘッデン装着して18時から日野春駅へと走り始める。下り基調なので19:12発の電車には楽勝と思いきや、国道20号から左折すべき交差点を行き過ぎて引き返して5分以上ロスり、さらに釜無川を過ぎてから駅への上りが激しい。つづら折りの舗装路の間を近道の里道の上りが実にキツくて走れない。結局駅に着いたのは19:20過ぎ。
次の電車は19:59発。駅のトイレで着替えてのんびり待っての帰りとなった。

週末渋滞の下り中央高速を走るバスの中でじっと座っているのは辛いので、のんびり電車で行くのも悪くないなと思った。でも特急を使う（結局今回は甲府～立川間であずさ利用）とバスより高額になるし、乗り換えがちょっと面倒のは確か。

総距離44.6km、10時間30分、累積標高2982m