裏磐梯山岳耐久レースに出たよ

2008年のハセツネで、トレランレースは引退したつもりだった。

楽しいはずの山で無理に人を追っかけたり、人に追われてヒイヒイいいながら逃げたりするに疲れてしまった
人気のレースの喧騒に嫌気がさした
山なのに過剰な案内とエイド設置はどうなんだろ　　などなど
それにトレランならソロか有志だけで楽しめばいいじゃんと思い、レースはもういいやと思っていた。

まあ、チャリレースが楽しかったということもあったんだけどね。

そんななかで、コース上に案内なし、エイドなし、決められたコースをトレースしつつチェックポイント（CP）を順番に回ってゴールするという、シンプルなレース案内にこころを動かされた。
しかも上限100名の小さな大会
場所も小学校の修学旅行で途中までハイクした磐梯山で、それ以来行ったことのないところで開催されることで、思わずこりゃ～出てみるべと、7月某日、裏磐梯山岳耐久レースにネットエントリーしてしまったわけ。

無理やりカミさんも応援かつ帰りの運転手として連れて行くことにした。

というわけで、9/21 午前3時　67.24kmのレースがスタート
コースの詳細は明かさないように大会事務局から言われているので、あまり書かないけど、
天気はほぼ完璧で素晴らしい景色も堪能できるとても素敵なレースだった。
要所で地図を見ながら進むのも面白いし、ミスコースから正規ルートに戻れた時は嬉しかった。
ただ、カメラ持参OKなのに持たずに走り、道中のワンダフォーな景色が残せず後悔

結果は43人出走（うち女性4人）中20人完走（6人がコースミスで失格）中の5位
タイムは12時間7分　（手元時計の累積標高は3800m）
トップは9時間25分で4位までが9時間台なので、ぶっちぎられの5位

まあ、月間100km程度のラン練で、トレラン事前練習2回にしては上出来でしょ！
それに方向音痴と一部でうわさされているけど、ちゃんとトレースできるんだいっ
（2回ミスコースして15分は余計にかかったけど、このぐらいは勘弁してね）

ただ、こういうごく小規模のレースになればなるほど、お金を出してのレース参加というのが必要なのかとも思ってしまう。
鬼ごっこは楽しい反面、オイラはどうしても無理をしてしまうし、山をじっくり楽しむということが出来なくなる。
やっぱ複雑だね。

もちろん、楽しい場を提供してくれた大会事務局の皆さんには感謝してますし、
磐梯山と周囲のトレイルにはまた来てみたい魅力的な場所なのは間違いないです。



午前3時少し前、気温6℃　風がないからそれほどでもないけど、ウィンブレなしでは寒い。


第3CPの裏磐梯物産店　自腹での補給は何でもOKなので、ほってった体をももソフトクリームで冷やす。
既に50km弱の地点で脚が売り切れかけて、左膝も痛い状態。
ちなみにこの5kmほど前のガレ場で右足のつま先が滑り妙なこけ方をして、右眼と股間を強打し、両手の平から流血　眼はアイウエアをしていたのでセーフ、玉ヒットじゃなくてチ♡チ♡が少し痛むけどOK


補給満タ～ンでもないけど、15分ほどでリフレッシュして第3CP出発


八方台の駐車場の先のトレイルに入るところ、あと2時間ちょいか


この時点で暫定7位でゴール
ゴール後に即、所持品チェック、厳しいよ～　ってうそ、ちゃんと決められたもの持ってればOK


ちゃんと撮ってなかったので、改めて完走記念