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夏山装備の反省など [ハイク]

8/24,25の1泊2日の甲斐駒ケ岳往復を振り返って気付いたことをメモ
(ちなみに8/26のブログには写真を貼り記事を追加してま~す)

ザック:容量アップと軽量化
Osprey Kestrel 28のS/Mサイズの容量は26Lと小さくて余裕がない。
1泊2日のツェルト泊でも35~40Lがあるとパッキングが楽だし、防寒具、食料が追加できる。
Kestrelは丈夫な生地で使い勝手はいいが、26Lで1.2kgは今時重い。
やはり軽くしたい!どうせなら45Lで700gぐらいのものが欲しい。

夏山での防寒対策
上はフリースとダウンベスト、下は膝上ハーフタイツに自転車用のレッグウォーマー付け、薄手のウールソックスを履き、ゴア・シュラフカバーを被って寝た。
2000mを少し超える標高では真夏でも夜から夜明けは15℃以下になる。
上はOKだが、尻腰回りが冷える。足先もやや寒かった。
上のフリースとダウンベストより薄手ダウンジャッケットを着た方が温かいし軽量化になる。下も薄手ダウンパンツがいいと思った。モンベルのULクラスで上下で400g以下だし、収納も小さくなる。
テントシューズを用意するほど寒くはないので、靴下は極薄インナーを持参し、ウールの2枚重ねにするなどした方がいい。

ツェルト
立て方が拙かった。ポールを近く立て過ぎたために底面の縦方向を縮まって設置してしまった。このため脚が完全に延ばせず窮屈で眠りが浅くなった。
底面サイドの中央も広げるよう最初はループを細引きで引っ張っていたが、いつのまにかテンションが下がり中のスペースが狭くなっていたのも反省点だ。
中の空間が狭いと壁に接触し外気温で体熱が奪われる。
ツェルトはfinetrackのツェルト1だが、横幅に余裕があるツェルト2の方が快適かもしれない。
結露で壁に接した荷物が濡れにくくなる。
1と2重量の差だってわずかだし、でもわざわざ買い換えるのはもったいし・・

シート
銀マットのサイズが足りなかった。
THERMAREST・ライトSサイズでは脚がマットから飛び出る。飛び出たところにマットがあればいいが、無いと地面で冷たい。
今度は脚と頭付近に敷く、適当な大きさに切ったマットを用意すべし。

食料
1泊2日総行動時間22時間でこれだけ!
1日目行動食:パン2個(やきそば、つぶあんマーガリン)、おにぎり2個(ツナマヨ、いなり寿司)
1日目夕飯:尾西ドライカレー(アルファ米)、醤油カップ麺(現地調達)、ミネストローネスープ
2日目朝飯:尾西五目御飯(アルファ米)、即席チキンラーメン
2日目行動食:パン1個(カレー)、おにぎり1個(鳥五目)、スニッカーズ
山小屋で買ったのは、醤油カップ麺、糖質としてコーラとサイダーの飲料だけ
ざっと計算してトータル3800kcalしかなかった。
登山前日にがっつり食べたもののこれでは足りないわけだ。
2日目はかなりひもじかった。
プラス1000kcal分は欲しいね。


2日目の北沢駒仙小屋から早川尾根小屋までの6時間半で1.5Lの薄めのスポーツドリンクとコーラ250mL、水300mL、緑茶200mLは厳しかった。小屋までの1時間は飲めなかった(保険の100mL弱の水を残していたけど)。
稜線は2000m超でも夏場は暑く、速めの移動では4時間で2Lは必要だ。

トレッキングポール
7年目となる3段階のシナノのアルミ製ポール2本を使った。1本225gと割りと軽量
しかし、2日目の途中でジョイントをしっかり締めたらロックできなくなった。
ガレ場ややせ尾根を除いて登りも下りも使った方が楽で、使えなくなってからの下りは膝にきた。
帰宅後修理したが、今後用に実は新しいHelinox FL120という1本150g弱の最軽量アルミ製ポールを買ってしまった。女性用とのことだけど、オイラの体重は女性並みなので大丈夫と思う。今度使うのが楽しみ

シューズ
3年物のAdizeroXTを使うことも考えたけど、もう少ししっかりしたものと考えLA SPORTIVA ラプターを買って使用した。
踵のホールドがしっかりしていて、グリップは岩場でも土でもよい。
問題はインソールの爪先部分が薄く、ショック吸収性が足りなく感じたので、事前にVASQUEのVSTのインソールに交換して使用した。
幅広のオイラの足では靴紐の長さも不足気味だったのと、紐が細過ぎてしっかり締められない。別のものに交換して方がよかったと思う。

ザック総重量
水と食料を除いて約7kg(ポール2本込み)、出発時総重量約10kgは重い。
これだとCT比70%で行動1日10時間超は結構キツイ。
1泊2日なら総重量は最大でも8kgに抑えたい。
2kg減らせればCT比60%でも余裕が出るはずだし、途中の景色もゆっくり眺められる。


まあ、こんなところかな

P1370385.JPG
高嶺手前の尾根から北岳を望む
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