L2L初完走！

今年も5/12~13、知る人ぞ知る山旅インディーズ系企画“L2L”に参加してきた。

L2L（Lake to Lake）とは毎年5月第2週の土日に奥多摩湖～河口湖間を甲武の山々で繋ぎ、
24～29時間ほどかけて歩いたり走ったりして進むイベント
距離は70km強で累積標高は6000mを超えるタフなコース

企画総括は山のベテラン通称キタリタさん
参加者はソロかチームでエントリーする。
スタート時間は事前申告で自由だが、ゴールは日曜の12：45～13：00が厳守で、
これ以前でも以降でも完走とならない。
今年で第9回となり、年毎にスタートが奥多摩湖と河口湖が入れ替わる。
今年は河口湖スタートだ。

オイラは3年前からいずれもチームの一員で参加しているが、一昨年、昨年と完走できていない。
ただし、今年は国内最強クラスの100マイラー女子のJunさんと組んでいるので、
スタートさえできれば完走したも同然！

てな調子で、河口湖畔ローソンを参加者の最後尾として5/12 10:37にスタートした。

一応、オイラが前を引くことで進むが、俺ナビが時々誤作動を起こすので要注意なのだ。
しかし、ルートミスかなと気付くとJunさんが適宜指摘してくれるのでありがたい。

登りは歩き、平坦と下りは軽いジョグでCT50%ほどで、前にスタートした参加者を次々パスして進む。
調子はいいかも・・

若干、水が足りな目だったけど、それほど暑くなかったこともあり、9時間半ほどで
ハーフポイントの湯ノ沢峠に到着した。
ここではキタリタさんと突貫さんが温かい特製トマトスープを作って待ってくれていて振舞ってくれた。
フランスパンやカルピス、コーラなどもいただき、元気いっぱいに1時間半ほどで出発
ちなみに湯ノ沢峠の水場は出が悪く2Lを貯めるのに10分近くもかかった。
集水やパイプの設置場所などを作り直すといいのだけどなぁ～

後半は前半のような足のキレはなく、眠気もきて、まったりスピードで進む。
しかし、時間はたっぷりあるし、早くゴールできないで、これでよし。
暗い山道から時折眼下の町の夜景を眺め、夜が明けるのを待ちながら歩く。

河口湖スタート後半の一番の難所は、鶴峠から三頭山までの長～～い登り
序盤は緩めの登りで1300mを超えたあたりから登りと下りを5度？ほど繰り返す。
途中で夜が明けて目の間のピークが三頭山だろと思って、登ってもまた次のピークが現れる。
本格的に足が売り切れてきて、ヤバかったが、羊羹をバクバク食べていたら多少回復して
どうにか三頭山の山頂をクリアした。
Junさんとラスボスクリアを喜び握手！

鞘口峠から都民の森の森林館に降りて休憩をとることにした。
開店まで2時間半もあるので、どうしたもんかと思っていたら、
なんと森林館は24時間開放されていて、しかも暖房まで入っているではないか。
有難く休憩室で横になって、2時間ほど仮眠させてもらった。
その前に暖かなトイレも借りで軽量化にも成功

起きて常設のサーバーから温かいお茶をいただきつつ持参したコロッケパンを食べていたら、
Junさんも目覚めた。
とちのき売店に寄って補給も考えたが、水も食料もあるので寄らずゴールを目指す。
それで8時に出てゆるゆると奥多摩湖に進み、ゴール手前の湖畔のベンチでまったりする作戦とした。

予定通り11時前にゴール手前約800mぐらいの藤棚の下のベンチに到着し、時間調整で休む。
うさぎとかめの寓話じゃないけど12時43分にゴール向けて歩き出し、12時50分にゴールすると
なんと、そこには抜いたはずのすべての完走者たちがほぼ勢ぞろいしていた。
まあ、順位はどうでもいいイベントなので、これでいいのだ！

ということで、L2L初完走できたぞ！　Junさん、ありがとう。