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チャレンジ富士五湖18th 結果後編 [ラン・レース]

では4月27日,レギュラー100kmの結果の続きを書くよ。
50kmからFinishまでだっ

今回もコース図を載せておくよ。小さくて見づらいけど。
詳しく見たい方はこちらをクリックしてね。
08fujigo-coursemap.jpg
112kmの高低図。100kmは本栖湖周回の12km分がない。
courseupdown.gif

西浜小学校のエイドを離れると更に上りがきつくなる。ほとんどの人が歩いてる。しかし,自称トレイルランナーのオイラとしては舗装路の上りごときで歩くわけにはいかん!歩幅狭めて小刻み走で上る。
西湖の湖畔に出るとひんやりとした向かい風が吹いてくる。河口湖手前からぼちぼち112kmのランナーを見かけたが,ここでは沢山いる。100kmのランナーはほとんどいない。で前のランナーを一人一人とパスした。
湖畔を離れると55.9kmエイドに到着。うどんとバナナをいただく。
走り始めると左足の甲がジワーと痛い。立ち止まって靴紐を解き,チップの位置も直す。これを2回繰り返した。しかし,治らん。
過去にacicsターサーの走り込みで経験した痛みと同じだ。やっぱりacicsは合わんのかー エイドでadidas csに換えときゃーよかった!後悔先に立たーず。とにかく行けることまで行くしかないと痛みを受け入れる。まあ,足の甲以外は問題無しだしね。
60kmは5:44'19" 第一関門エイドとさっきのエイドでの計10分近くの小休止を考慮すればまずまずのペースかな。でもまだフルマラソンに近い距離が残っているのねん。
精進湖に向かう国道139号に出ると2kmほど5%の下りが続く。早くも100kmのトップランナーとすれ違う。反対からは上りだけど1km4分半ぐらいで軽快に走っていった。しばらくして2位も来た。この選手は辛そう。下りでオイラの甲の痛みは強まる。
精進湖に到着。初めて見たが確かに小さい。あっさり精進湖を過ぎると五湖目の本栖湖に向かう。100kmのランナーがぼちぼち折り返して来る。オイラも早く折り返したくて,知らず知らずペースアップ。
本栖湖県営駐車場の第二関門68kmに到着。酸素スプレーを試してみるが,あまり出ないじゃん。効果は?? 冷却スプレーをふくらはぎにかける。そうそう,さっき第一関門エイドでふくらはぎに貼ったフェイタスは効いているかも。暑さは感じないので預けた短パンには履き替えなかった(シャツ,靴下も交換無し)。本栖湖は触っただけでここでサラバ。(112kmは本栖湖も1周する)
70kmは6:41'38"で通過。あと30kmだ。もう飽きてきたというのが正直なところ。そろそろ未体験な距離に入ってきた(日本山岳耐久レースは71.5kmでこれが一日の最大の行動距離)。
そして精進湖ともサラバし,さっきの長く下ってきた国道139号を上り始める。
あっサトッちゃんだ!何だか楽しそう。まだまだ余裕だぞっ ハイタッチですれ違う。
西湖手前の76kmエイドでSAVASドリンクを2杯,バナナをいただく。ここから2kmほど誰もいない状態。一人で走るも何だか疲れるね。
第三関門78.9km西湖公民館のエイドでサイダーとオレンジジュースを混ぜて飲む。きのこの山とヨーグレットをいただく。あっサトッちゃんの奥さん。写真を撮ってくれた。よしっあとハーフマラソン分だ。
80kmを7:34'26" まだまだサブ10の貯金はあるねっ 西湖の南東側の湖畔は走り易い。左足の甲の痛みは少し和らいでいる。足のアーチが落ちてきてて甲が下がったからかもしれない。1km5分半のペースを維持して前のランナーをパスしていく。
西湖が終わり,河口湖手前の急坂をに下る。甲の痛みはあるが我慢できないほどじゃない。
河口湖に帰ってきた。昨晩宿泊したプロブエ前を通過。良く日に焼けたタフそうな112kmのランナーをどうにかパスしたが,直ぐ後ろに付かれた。
日差しが眩しく暑く感じる。キャップ預けなきゃよかった。86km過ぎに沿道の方から目の前に差し出されたペットボトルを思わず取って,一口飲んだ*。
河口湖ともオサラバ。国道138号に出ると緩い上りがダラダラ続く。90kmの表示が見当たらなかった。たぶん8:25ぐらいだと思う。
くたびれてきたよー ピッチがもはや上がらない。胃がむかむかする。抜いた100kmの選手に抜き返されてももはや追うのは無理だ。
そして,第四関門91.9kmのエイドでオレンジジュースとサイダーを飲む。走り出したら右膝がおかしい。力が十分に入らない。
でも意地でも歩かんよ。村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」にある「少なくとも最後まで歩かなかった」という言葉を思い出していた。北麓公園に続く最後の上りだ。小刻み走でなんとか上る。あと5kmの表示をゆっくり過ぎる。あと上りは4kmだ。これを乗り切れば終わると耐える。4km表示を過ぎて112kmのランナー2人に抜かれる(うち一人は85km付近で抜いた一人)。この上りでペースアップできるとは只者ではないね。自称トレイルランナーも脱帽です。
最後のエイド96.6kmで一口だけ水を入れる。あと3km,2kmと表示が実にゆっくりとやってくる。そして1kmの表示がみえて漸く上り終了。しかし,もはや下りでスパートできるはずもなかった。
ついに公園入口が見えた!
ああ,もう少しで終わると実感。陸上競技場が近づいてきた。競技場入口を右折し,右端からトラックへ入る。ゴールゲートが見えた。
あと300m。ペースは上がらないが,できるだけフォームを綺麗に見せるように走る。せこく内側を回り過ぎて,最終コーナーの1つ手前のトラック縁の段差でつまづきそうになっちったよ。そして,ゴールゲートがゆっくり近づく。タイムを確認(実は秒は見ていなかった)。
そして,ゴーーール! 9:24'58" ヤッター
宣言通りサブ10達成!!

アレレ,家族いねぇー せっかくかっこよくグリコのオッチャンゴールを決めたのに~

でこれが家族到着後の写真
IMGP2336.JPG

ゴール後を豚汁を美味しくいただきました。
サトッちゃんゴールまで少し時間があるとの奥さん情報から,いったんプロブエに戻り風呂に入り着替えて来ることにした。

競技場に戻ると間に合った。
サトッちゃんも苦しみながらもゴーーール。やったね完走!
IMGP2341-1.JPG
やはり,最後の上りでやられ,競技場前の下りで関節がいうことを聞かなかったとのこと。

一緒に表彰壇の前で撮影
IMGP2342.JPG

山頂を覗かせた富士山をバックにサポーターと記念撮影
IMGP2344.JPG

でおしまい。 

のはずだったけど,最後まで読んでください。

だからという訳ではないけど,再度ウルトラマラソンに挑戦することはないと思う。
オイラとしてはトレイルランの方が面白いし,舗装路はロードバイクの方がいいと思うからだ。
それに今回のウルトラは自分の中だけの参考記録にしかならないけど,一応やれることは分かったから。
また,6月の志賀野反トレイルランに向けての練習にもなったしね。

そして,大会運営やエイドの皆さん,沿道の応援の方々に感謝します。本当にいい大会でした。

もちろん,うちの家族そしてサトッちゃん奥さんの応援とサポートにも感謝です\(^0^)/

*私設エイドでの差し入れ行為は禁止だということをゴール翌日に知った。厳密には失格だ。後ろの先ほどの112kmのランナーが厳しい口調で頑なに差出しを断っていた理由がわかった。このランナーは112kmの部の入賞者で,ルールを知っていたんだね。
よって,No.1560は記録なしで結構です。大会事務局に届け出ていませんが,このブログ報告でご容赦ください。
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コメント 2

サトッモ

面白くよみました。しかし翌日自転車とはいえ、70kmも信じられなーい。私は思わず、トレイルランの雑誌を買ってしまいました。
by サトッモ (2008-04-30 21:49) 

かげマルッ

サトッモさん コメントどうもです。
自転車は適当に流せたりもするので単純に70kmといっても大したことはない場合もあります。ただ,一昨日のバトルは想定外でした。
トレイルランは絶対オモロ~です。是非一緒にやりましょう!
by かげマルッ (2008-04-30 23:39) 

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